海外移住の中でも、人気が高いのがマレーシアです。
海外生活で気になるのは日々の生活での料金支払いです。
ここでは、マレーシアの金融機関の利用方法について紹介します。
■【銀行】金融機関と利用方法
マレーシアには外資系の銀行を含め、多くの銀行が国内全土に展開しています。
マレーシアで代表的な銀行はメインバンク、CIMBバンク、HSBCバンク、Amバンク、RHBバンク、スタンダード・チャータード・バンク、シティバンクなどがあります。
また、クアラルンプールには三菱東京UFJ銀行の支店もあります。
マレーシアの銀行は店舗によっては両替用の現金準備高が不十分なことがあります。
もし、多額の現金を両替する際には、予め銀行に確認しておくことが必要です。
なお、マレーシアの銀行の営業時間はほとんどが朝の9時15分から16時15分(銀行や地域、支店によって異なる)です。
■【ATM】金融機関と利用方法
銀行のATMは提携するクレジットカードのキャッシングサービスや、 国際キャッシュカードによる現金引き出しに使うことができます。
なので、マレーシアの銀行口座を保有していない日本からの移住者にも便利です。
マレーシアのATMは銀行の脇や、ショッピングセンターなど至る場所で容易に見つけることができます。 24時間営業の機械が多く、いつでも利用することが可能です。
ただし安全のためにも、路上に面したATMの利用は避け、銀行の建物内やショッピングモールの中で利用することをお勧めします。
■【国際キャッシュカード】金融機関と利用方法
日本国内の銀行口座に預けてある円を、現地のATMから現地通貨で引き出せるカードです。
その際、引き落とし時の為替レートが適用されます。必要な時に必要な分だけ引き出せるのでとても便利です。
しかし、現金を引き落とすたびに手数料がかかるのがネックです。 カードを発行した銀行にもよりますが、為替手数料は引き落とした額のおよそ3%です。
為替手数料にプラスして、引き落とし手数料として1回200円程度の費用が必要となります。 また、銀行によってはおよそ1,000円のカード発行手数料が必要なところもあります。
なお、日本の銀行が発行する国際キャッシュカードが使えるATMは「Cirus」「PLUS」がメインです。 これらは、クアラルンプール、ペナン、コタキナバルなどの都市では不自由なく見つけることができます。
※新生銀行やシティバンクなどは発行手数料や引き出し手数料が不要な国際キャッシュカードもあります。