海外移住の中でも、人気が高いのがマレーシアです。 マレーシアに移住するにはMM2Hビザを取得する必要があります。
MM2Hビザを申請するには決められた条件を満たす必要があります。 以下にMM2Hビザを申請に必要な条件を記載します。
■国籍
日本国籍であれば問題はありません。 ただし、イスラエル/ユーゴスラビア/セルビア/モンテネグロ国籍は除きます。
■経済基盤の証明
申請者の年齢によって、以下の経済証明書が必要。 夫婦の場合は申請者の年齢を基準とするので、配偶者については問われません。 条件となる定期預金については、MM2Hビザ取得後1年を経過すれば一定条件内で引き出すことも可能です。
■50歳未満の申請者
マレーシアの金融機関に30万リンギッド(およそ990万円 $1=100円換算時)の定期預金を開設する必要があります。
■50歳以上の申請者
以下のいずれかを証明が必要です。
・マレーシアの金融機関に15万リンギット(およそ495万円 $1=100円換算時)の定期預金をする必要がります。
・マレーシア国外で月学1万リンギット(およそ34万円 $1=100円換算時)以上の収入証明を提出する必要があります。
(年金や企業からの報酬などが対象。株や不動産収入は対象外)
■申請者が帯同可能な家族
・配偶者
・18歳未満の子供
(就学する場合はこのほかに学生パスの取得が必要)
■マレーシア移住での禁止事項
・マレーシアの国家の安全を脅かすと思しき政治行動、宗教活動、扇動行為に参加すること
・マレーシアの国内で就労すること
(ボランティアなど報酬を伴わない活動は除く)
■申請にかかる費用
・ビザ1年につきRM90
・Journey Performed ビザ RM500
・代理店への手数料
■申請からMM2H取得までの期間
一般的に申請後訳10週間で審査結果が通知されます。 ただし、審査結果に時間を要する場合は、数か月かかるケースもあります。
これらは申請の条件であり、ビザはマレーシア機関の審査を経て承認されて初めてはビザが発給されます。 また、サバ州、サラワク州についてはマレー半島側とは別の受付窓口や条件を設けているので、申請時には別途確認が必要です。