海外移住の中でも、人気が高いのがマレーシアです。
海外生活で気になるのはマレーシアの治安情勢ではないでしょうか。 ここでは、マレーシアの治安と犯罪発生率について紹介します。
マレーシアの治安情勢は一部地域を除き安定してており、東南アジアの中では安全な国だと言われています。
現地の日本人在住者からも概ねそうした感想を耳にします。
目立った政情不安もなく、経済成長を続けてきた安定感と安心感が、その背景にあると思われます。
また、マレーシアは銃社会ではありません。 とりわけ麻薬に厳しい国であることからも、治安維持につながっていると考えられます。
しかし、統計からみると、マレーシアで発生する凶悪犯罪は日本のおよそ1.7倍、窃盗や強盗はおよそ2倍と日本と比較すれば高いです。
また,マレーシアは,タイ南部,フィリピン南部,インドネシア等イスラム過激派組織を抱える国・地域と隣接しています。
そういった地域では、国際情勢の推移の状況によっては、欧米など非イスラム諸国に対する感情が悪化することもあります。
治安が良いとされるマレーシアではも、外国権益に悪影響が及ぶ可能性が必ずしも排除できないことは留意しておく必要があります。